韓国芸能界事情
韓国の芸能界は世界市場を股に掛ける一方、スキャンダル、自殺、事務所との契約トラブルなどが相次いでいる。韓国音楽ポップグループ、東方神起の契約トラブルが耳に新しい昨今であるが、今回は日本でも多くのファンを持つセクシー音楽グループKARAが契約トラブルを起こしている。
20日、少女時代とともに日本で“新韓流ブーム”を巻き起こしている韓国の5人組ガールズグループKARAが、所属事務所に専属契約解除を要請。当初、リーダーを除く4人が「望まない芸能活動を無条件に強要し、人格を冒涜(ぼうとく)した」として代理人を務める法律事務所から正式に通達が行われた。その後1人が連名除外を希望し、2人が契約継続、3人が解除要請という状況に陥っている。
代理人事務所側は、契約解除の理由としてさらに具体的で詳細な問題点があるが、まだ公表できない」としている。関係者によると「騒ぎの中心にいるのはKARA側の家族。今後の展開によっては、解散や芸能活動中止もありえる」と語る。