株式会社ネットジャパンは、Linuxで使われるExt2/Ext3/Ext4FSでフォーマットされたパーティションに対して、Mac OS X上からフルアクセス(リード/ライト)を可能にする、ファイルシステムドライバー、「Paragon ExtFS for Mac OS X 8」(以降、Paragon ExtFS for Mac)と、WindowsからMac OS標準のHFS+ボリュームへのフルアクセス(リード/ライト)を可能にする、ファイルシステムドライバー、「Paragon HFS+ for Windows」の2製品のダウンロード販売を、2011年1月13日から開始している。
「Paragon ExtFS for Mac」とは、Linuxで使われる“Ext2/Ext3/Ext4FSでフォーマットされたパーティション”に対して、Mac OS X上からのフルアクセス(リード/ライト)を可能にする、ファイルシステムドライバーのこと。Mac OS XのFinder及びアプリケーションは、何の制限も受けることなく、Ext2/Ext3/Ext4FSパーティション上のファイルの読み出し、変更、新規作成がおこなえるようになる。
「Paragon HFS+ for Windows」とは、Mac OS X標準のHFSまたはHFS+形式でフォーマットされたボリュームへのフルアクセス(リード/ライト)を可能にする、ファイルシステムドライバーのこと。Windows ExplorerからHFS+ フォーマット(Mac OS)のボリュームに対して、Windowsの標準ドライバーと同等の速度でファイルの読み書き(リード/ライト)が可能になり、これまでWindows OSとMac OSとの間でデータの受け渡しに問題を抱えていたユーザーにとっては、朗報となるツール。
販売が想定される市場は、LinuxとMac間あるいは、WindowsとMac間のデータのやりとりを頻繁におこなっているSOHO/中小企業ユーザーで、職種としては、例えば、グラフィックデザイナー、フォトグラファー、ビデオ編集者、映像制作者、CG制作者、Webデザイナー、ゲーム制作者、DTPオペレーター、印刷関連業者、雑誌編集者など。
販売価格は、Paragon ExtFS for Mac OS X 8(ダウンロード版)が、4,410円(本体4,200円+消費税210円)、Paragon HFS+ for Windows(ダウンロード版)が、3,150円(本体3,000円+消費税150円)となっている。
同製品は、大手ダウンロードサイト、ネットジャパンの代理店やネットジャパンのオンラインショップを通じて販売され、一年間で各々500万円の売上を見込んでいる。
セキュリティ面を重視して、ネットを介さないデータのやり取りには、翻訳者が必要だ。徹底秘密主義のApple製品との翻訳は、さぞや苦労したことだろう。
株式会社ネットジャパンリリース