クリント・イーストウッド監督が、自身の手がけた「ヒア アフター」のDVD収益を東日本大震災復興支援のため、日本赤十字社へ寄付する意向があるとコメントした。監督自ら日本へエール
2006年の作品「
硫黄島からの手紙」でも、自身で敬意をこめて描いた「日本人」。そんな「日本人」のピンチにイーストウッドは立ち上がった。
2月より公開されていた「ヒア アフター」は、冒頭の津波シーンが3月11日に発生した東日本大震災における災害を連想させてしまうとして、このまま上映を続けるのは適切ではないと配給元のワーナー エンターテイメント ジャパンが判断、上映中止が決定した。
そういった経緯を受け、イーストウッド監督は今月15日よりアメリカで発売開始となった「ヒア アフター」のDVDとブルーレイの収益を日本の震災被災地へ寄付する意向を表明。現在オファー中とのこと。
本作は、主演のマット・デイモンが死者と交信する能力を持ち、大切な人間を失った人に、死者からのメッセージを伝え、彼らの心を救うストーリー。
そしてイーストウッド監督自身、震災で傷ついた日本人に手を差し伸べる。

クリント・イーストウッド監督プロフィール映画「ヒア アフター」のストーリーワーナーブラザーズ 公式ウェブサイト