
グーグル社には、勤務時間の20%を自分の好きなプロジェクトに使っていいという「20%ルール」がある。この時間を使って、世界各地のグーグル社社員が、東日本太平洋沖地震の被災者の救援に乗り出している。
災害支援ツール
今回の東日本太平洋沖地震は、今後、世界の歴史にも残るであろう未曾有の災害だ。この甚大な被害を見て、各地のグーグラー(グーグル社員)たちも黙ってはいられなかった。自分たちの「20%ルール」を使って、得意なデジタル技術を生かし、災害支援ツールの開発に着手したのだ。
その1つが多言語対応の災害情報特設サイト「Crisis Response Page」である。このサイトは、緊急ホットラインや各援助団体の連絡先、家族や知人の安否確認サービスにリンクしている。
特に東京のグーグラーたちは、勤務時間の2割以上を、災害支援のために費やしており、本社もそれを応援しているということだ。被災地からの情報をスムーズに届けるべく、全世界のグーグラーたちが、今日も身を粉にしている。
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