日本サッカー協会は10日、25日のモンテネグロ戦(静岡・エコパ)、29日のニュージーランド戦(東京・国立)に臨む日本代表として、MF家長昭博(24)=マジョルカ=を含む欧州組12選手に招集要請文書を送付したことを発表した。メンバーは17日に発表されるが、両日とも国際Aマッチデーのため協会に拘束力があり、家長の4年ぶりの代表復帰が確実となった。サイドの職人ドリブラー、「日本のロッベン」
スペイン1部リーグのマジョルカでプレーする家長が4年ぶりに代表へ戻ってくる。
家長はサイドからの切れ味鋭いドリブルが持ち味のミッドフィルダー。07年3月24日、オシム政権下で代表初招集されたが、その後怪我などもあり、長らく代表からは遠ざかっていた。
しかし、今年1月から所属するマジョルカでは、3月1日の敵地・エスパニョール戦で決勝点をアシストするなど活躍していた。
日本協会は家長のほかに、海外組からは負傷中のMF香川(ドルトムント)を除くアジア杯優勝メンバーに加え、イギリス2部のレスター所属のMF阿部にも文書を送った。
家長昭博選手のプロフィール