富士通コンポーネント株式会社は、高分解能小形電力センサー技術により、コンセント毎に1W単位で計測可能なスマートコンセント『FX-5204PS』を、2011年4月から発売する。
PCで消費電力を「見る」
スマートコンセント『FX-5204PS』は、内蔵する非接触型電流センサーにより、接続した機器の消費電力を「見える化」する電源タップだ。4個口のコンセントが用意されており、個別に1W単位での検出が可能となっている。また、各コンセントにスイッチが装備されており、個別にON/OFFが可能だ。
本体にはUSBインターフェースが搭載されており、PCとの接続が可能となっている。製品付属の簡易測定ソフトウェアを使用すればPC上で各値の確認可能だ。さらに、別売のゲートウェイ『FX-5250GW』を接続すれば、ネットワーク経由で検出データを閲覧することもできる。
本体サイズは、W298mm×D82mm×H32mmで、ACケーブル長は2mとなっている。製品には、簡易測定ソフトウェアが同梱される。なお、価格はオープンとなっている。
Editor's eyes
本製品に搭載された高性能センサーは、待機電力の検知も可能となっている。このため、機器の使用/未使用に関わらず、人や機器単位で使用電力のムダ、ムラを「見える化」することができるのである。
富士通コンポーネント株式会社リリース