あいおいニッセイ同和損害保険株式会社とKDDI株式会社の共同出資により設立したモバイル損保設立準備株式会社(以下、モバイル損保)は、2011年2月25日、金融庁より損害保険業免許を取得したことを発表した。
商号は、モバイル損保設立準備株式会社(監督官庁への商号変更認可手続きを経て、「au損害保険株式会社」に変更予定)で、資本金は、45億円(資本準備金を含む)。出資社は、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社が、66.6%、KDDI株式会社が、33.4%となり、営業開始日は、2011年4月予定となっている。
ちなみに、日本初の携帯電話で生命保険の契約申し込みが行えるモバイル生命保険申込サービスは、ライフネット生命保険株式会社が、2009年6月1日より、モバイルサイトにて開始している。
インターネット限定で販売される保険商品は、保険外交員を介さないことによるコスト削減が割安の料金を実現し、商品自体がシンプルなものであることから、近年その契約数を拡大しているが、今回のサービスは、ケータイがあれば、すべて事足りるとする損害保険という商品。ケータイがその人を証明する時代が来るのかもしれない。
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