(画像は参考画像としてのレッドカードシーン)
ある意味、観客たちは結構楽しんだのかもしれない。サッカーアルゼンチンの5部リーグ試合が大波乱の展開を迎えた。同試合で飛び出したレッドカードは両軍全選手を合わせた36枚。ついでにアリナス側の用具係も退場処分を受け、合計37人が試合を退場した。これは4日、アルゼンチンの日刊紙「ラナシオン」によって報じられた。
同珍事は先月26日に行われたクライポーレ対ビクトリアーノ・アリナス戦で発生したもの。同試合は2―0でホームのクライポーレが勝利する形で試合終了したものの、終了直後に両軍全選手の大乱闘が発生。これに激怒したダミアン・ルビノ主審がレッドカードを"奮発"した。クライポーレのセルジオ・ミッチェリ監督は「ほとんどの選手は仲裁しようとしていただけだ。(レッドカードは)主審が混乱してしまったのだ」と珍事に対してコメントを発表している。話した。
事情通は「ぜひその場に立ち会いたかった。聞くだけで最高に面白い」と語る。サッカー史上最多となるレッドカード奮発事件は、今後のサッカー史にも深く名を残す珍事となりそうだ。