
DNAが役に立つのは科学捜査だけではなかった。上海バイオチップコーポレーションの
「遺伝子検査」で、子供が生まれながらに持つ潜在能力がわかるという。
遺伝子検査で何がわかるのか?
遺伝子検査を、上海バイオチップコーポレーションのサイトから申し込むと、
「遺伝子検査採取キット」が郵送される。
「遺伝子検査採取キット」に同封されている綿棒で口の中の内側をこすり、粘膜を採取。その綿棒を返信用封筒で返送するだけだ。
この遺伝検査で、6分野に渡る41の能力を、
「優(優秀)・良(良好)・可(一般的)・不可(不利)」の4段階評価で知ることができる。
6分野とは、
「学習・知能の潜在能力」、「EQ(情動指数、心の知能指数)の潜在能力」、「音楽の潜在能力」、「絵画の潜在能力」、「ダンスの潜在能力」、「運動の潜在能力」である。
また、それぞれの能力について、対応する遺伝子の種類の説明、子供が持つ遺伝子のそれぞれの型、その能力自体の説明・影響、どのように育てていくかなどの説明があり、各能力別に約1ページずつのレポートが付く。
両親が共にスポーツ選手とか、音楽の才能などに秀でていれば、子供の才能も予測がつくかもしれないが、どんな才能に恵まれているのか見当もつかないのが大部分ではないだろうか。
また、進路に迷ったときなどに、こういった遺伝子検査を受けていれば、目標がつかめるかもしれない。
さらに、遺伝子検査自体は何歳でも受けることができるので、子供でなくても、自分自身の才能を確認するという目的で受けるのもいいだろう。
しかし、くれぐれも遺伝子検査により自分の子供の才能に見切りをつけるといった、マイナスの方向に傾かないように注意していただきたいものだ。
遺伝子検査.com