富士通コンポーネント株式会社は、薄型・軽量で携行性に優れた親指シフトキーボードFKB762シリーズ『Thumb Touch(サムタッチ)』を発売した。
まだ見捨てられていなかった親指シフト配列
FKB762シリーズ『Thumb Touch』は、ワードプロセッサの名機「OASYS」などで使用されていた、効率的に日本語入力が行える「親指シフト」キー配列が採用されたキーボードだ。
キースイッチには、定評のある同社オリジナルのギアリンク構造が採用されており、快適なキータッチを実現している。キートップは、右手用と左手用で色が分けられているため、親指シフト初心者にも使いやすくなっている。
本体サイズは、W318mm×D158mm×H18mmで、重量は約36gだ。USBケーブルは着脱式で、スマートに携帯することができる。
本製品を使用するためには、富士通が発売する日本語入力ソフト「Japanist(ジャパニスト)2003」ならびに、同ソフトのアップデートパックをインストールする必要があるので注意して欲しい。なお、価格はオープンとなっている。
Editor's eyes
日本語入力のために開発された親指シフトは、快適かつスピーディに日本語を入力することができる。QWERTY配列が主流となった今でも、熱狂的なファンが多い。そうしたユーザにとって、本製品の発売は朗報だろう。
富士通コンポーネント株式会社リリース