コントローラー不要の“高体感型”ゲーム
ゲーム機のXboxやパソコンソフトをあつかうアメリカのマイクロソフト(MS)日本法人は2010年9月8日、コントローラーを使わず身振り手振りで操作することができる、
Xbox周辺機器「Kinect(キネクト)」を2010年11月20日に発売すると発表した。
「キネクト」はカメラとセンサーによって人の動きを感知し、それにあわせてゲームの中の“プレイヤーキャラクター”が動く仕組みになっている。一切のボタン操作がなく、キャラクターの手や足の動き、ジャンプや姿勢を低くするなども
すべてプレイヤー自身の動きで制御することができる。
北アメリカでは11月4日、ヨーロッパでは11月10日に発売される。日本での希望小売価格は14,800円で、Xbox360(4GB版)とのセット品も2,9800円で販売される。
対応ソフトはMSのボートを使って障害物をよけながら激流を下る
「Kinectアドベンチャー!」、株式会社セガのスピード感が体感できる
「ソニック フリーライダーズ」など、
10作品が年内に発売される予定である。
これまでに体感型ゲームといえば任天堂株式会社の「Wii(ウィー)」が独占するようなかたちであったが、コントローラーをまったく使用せず、より“体感型”に近づいた「キネクト」が発売されることで、勢力図に変化があらわれるかもしれない。Xboxは日本国内での伸びが悪いため、その後押しとなることも期待される。
マイクロソフトXbox.com(エックスボックス ドットコム)