エレコム株式会社は、専用のソフトウェアにより、USB機器への接続をPCの画面上でコントロールできる『節電USBハブ』2モデル4タイプを、2010年9月上旬に発売する。
面倒なUSBコネクタの抜き差しが不要に
『節電USBハブ』は、PC上のアプリケーションからUSB機器の接続のON/OFF切り替えが行える4ポートUSBハブだ。製品には、バスパワー専用のモデルと、セルフパワー/バスパワー両用モデルが用意されている。
USB機器は接続しているだけで待機電流が発生する。また、バスパワー接続の場合、USB機器の接続台数が多いとPCに余分な負担がかかることになる。もちろん、USBコネクタを外せば良いのだが、USBハブが手元にない場合など、つい面倒で放置してしまうことも多い。
本製品では、専用のソフトウェアにより、USB機器の接続をPC上で個別にON/OFFすることができる。このため、USBハブの設置場所に関係なく、手元のPCでこまめな節電が可能となるのである。
セルフパワー/バスパワー両用モデルの『U2H-SW4S』シリーズにはACアダプタが付属し、消費電力の大きいポータブルHDDのような機器にも安定した電力を供給できる。バスパワー専用モデルの『U2H-SW4B』シリーズはACアダプタ不要で、消費電力の少ないUSB機器を気軽に接続することができる。
どちらのモデルにもブラックとホワイトのカラーバリエーションが用意される。価格は、セルフパワー/バスパワー両用モデルの『U2H-SW4S』シリーズが3,990円(税込)、バスパワー専用モデルの『U2H-SW4B』シリーズが2,520円(税込)となっている。
Editor's eyes
ソフトウェア制御が可能なUSBハブが手ごろな価格で登場する。こうした製品の登場を待ち望んでいた方も多いだろう。本製品では、各ポートの個別ON/OFFが可能なため、USB機器の切り替え装置的に使うのも面白そうだ。
エレコム株式会社リリース