株式会社タカラトミーは、三次元(3D)写真を手軽に撮影して簡単に楽しめるデジタルカメラ『3D Shot Cam(スリーディーショットカム)』を、2011年春に発売する。
手軽に3D写真が楽しめるカメラ&ビューアー
『3D Shot Cam(スリーディーショットカム)』は、手軽に3D写真を楽しむことができる、専用ビューアー付きのデジタルカメラだ。カメラ本体には2つのレンズが搭載されており、左右の視差を利用した3D写真が簡単に撮影できる。
撮影したデータをL判サイズでプリントすることで、1枚の紙に左右二枚が自動的にレイアウトされる。後は、サイズに合わせて上下を切り取り、レンズ付きのビューアーにセットして覗けば、写真が立体的に見えるというわけだ。
ビューアー自体は紙製で、平らにするとポストカードサイズになり、メッセージなどを書き込んでグリーティングカードとしても活用できる。オリジナルの3D写真にビューアーを添えてプレゼントにできるのだ。もちろん、別売の追加ビューアーも用意されるので、プレゼントしてしまっても安心だ。
カメラ本体はH55mm×W142mm×D30mm、重さ約100gのコンパクトサイズで、色はホワイトとピンクの2色が用意される。電源として単4形乾電池×3本を使用する。なお、カメラ本体と専用レンズ付きビューアー2枚セットの価格は5,980円(税込)となっている。
Editor's eyes
これまでの3D写真は専用ハードウェアなどを使用して写真を閲覧する必要があった。本製品では、左右の目の視差をそのまま再現する紙製のビューアーにより、低コストで本格的な3D写真を楽しむことができるのだ。
株式会社タカラトミーリリース(PDF)