さいたま市の観光資源を活用したニュービジネスを展開している彩の国ブランドフォーラム株式会社は、地元さいたま市役所経済局、岩槻区役所総務課の協力のもと室町時代から栄えた城下町の観光と食文化を伝える「さいたま日帰観光」企画し、2009年度さいたま市ニュービジネスコンテストにおいて奨励賞を受賞した。
江戸の文化が息衝く岩槻
この企画は、江戸時代から続く人形の生産日本一、さらに名実ともに日本一の人形の街さいたま市岩槻区の伝統技術を体験をメインとし、室町時代から栄えた城下町の観光と食文化を伝えるツアー。 昨年5月モニターツアーを実施し 90%以上の参加者が満足した内容をさらにリニューアルした。
人形に願いを込めて
ツアーで参加者は「寄添願雛」(よりそいねがいびな)と命名(商標登録出願中)された江戸木目込人形にいろんな願いを託し、地元の総鎮守で祈願し、そのお札は人形の胴体に入れ願いが叶う人形として持ち帰ることが出来る。人形文化と宗教が融合した旧い街らしい伝統だ。同社では9月よりこの企画の営業を開始したいと言っている。
首都圏に住む人にとっては、さいたま市は観光の対象として考えることは少なかったが、身近な所にも知らない文化はあるものだ。見直してみよう。

<a href=" http://www.yokoso-saitama.com" target="_blank">彩の国ブランドフォーラム株式会社</a>