シャープ株式会社は、一般住宅用の主照明としては業界初となるLEDシーリングライト『ELM(エルム)』全6機種を、2010年9月17日に発売する。
調光や調色機能も搭載
『ELM』は、業界初となる、LEDのみで構成された一般住宅用のシーリングライトだ。同社独自の光拡散技術により、最厚部で43mm、最薄部ではわずか8mmという薄型デザインに仕上げられている。
製品には、リモコン操作で光を寒色~暖色に変えられる「調色機能」に加え、明るさを変えられる「調光機能」が搭載された『DL-C501V/C301V/C302V』ならびに、寒色系LEDで「調光機能」のみを搭載する『DL-C501D/C301D/C302D』の6機種が用意されている。
また、『DL-C501V/C301V/C302V』においては、一日の明かりを自動で調色・調光する独自の照明プログラム「エコあかリズム」が搭載されている。朝は寒色系の明るい光ですっきりした目覚めを、夕方は暖色系の光でくつろぎを促すなど、自然な暮らしのリズムを生み出してくれるプログラムだ。
さらに、すべての機種において、目の順応特性を考慮しつつゆるやかに明るさを抑えて省エネする「エコ調光」と、外光や他の照明器具の光を検知して、自動で余分な明るさを抑える「エコセンサー」が搭載されている。
本製品は、一般的な照明配線器具「シーリングローゼット」に対応しており、簡単に既存の照明から置き換えることができる。本体サイズはφ600mm×43mmだ。なお、価格はオープンとなっている。
Editor's eyes
LEDを使用した住宅用主照明がついに登場する。コスト的には、まだ問題がありそうだが、LED電球がそうであったように、ライバルの登場による開発ならびに価格競争が活性化することを期待したい。
シャープ株式会社リリース