キャセイパシフィック航空は、同社ウェブサイトでオンライン購入された航空券の変更及び再発行を可能とするサービスを開始することを発表した。
同サービスの提供開始は、航空会社としてはアジア初となる。
これまでは、オンラインで購入された航空券の予約変更手続きは、同航空の予約発券センターでしか行えなかったが、同サービス開始により、同航空のウェブサイトからオンライン購入した航空券については、未使用でも一部区間使用済でも、運賃規則に応じて搭乗便もしくは搭乗日の変更をすることができるようになる。
なお、予約変更機能自体は、2010年6月より北米で試験導入されており、今後は北米に続きシンガポール、オーストラリア、ニュージーランド、英国とヨーロッパに導入されることが決定している。日本には2011年の第一四半期に導入予定で、2011年の第二四半期には同航空ネットワーク全域で使用可能となる予定である。
航空機であれ、船舶であれ、ホテルと同様に「空き」を埋めるために努力しており、予約の変更にはペナルティともいえるキャンセル料が存在している。サービスも提供されてないのに、費用が生まれる理不尽さをどうこういうものではないのだが、搭乗までの面倒さを解消する取り組みは継続して欲しいものだ。
キャセイパシフィック航空リリース