オリックス不動産株式会社は、株式会社クレディセゾンと提携し、2010年11月1日から、自社所有の賃貸住宅に家賃をセゾンカードで支払いができるサービスを導入している。
同サービスの導入により、入居者は、賃貸住宅の家賃をセゾンカードで支払いができることになるとともに、毎月の家賃の支払い毎に貯まる「セゾン永久不滅ポイント」をさまざまな商品やサービスに交換することができるようになる。ただし、敷金等契約金は、サービス対象から除かれる。
同サービスは、GMOペイメントゲートウェイ株式会社の専用システムを利用しての、セゾンカードで初めての賃貸住宅の家賃支払いサービスとなり、その第一弾として、東京都内の賃貸マンション『ドレシア上池袋』にて導入されることになる。
なお、サービスの開始にあたり「セゾンカード家賃お支払いサービス開始キャンペーン!!」が実施される。内容は、キャンペーン対象の賃貸住宅を新規に契約し、家賃の支払いにセゾンカードを選択されたユーザーには、1ヶ月分の家賃サービスと、月額家賃の10%相当のセゾン永久不滅ポイントが付与されるというもの。
ちなみに、「セゾン永久不滅ポイント」とは、セゾンカードのショッピング利用1,000円ごとに1ポイント貯まる有効期限のないクレジットカードポイントのことで、200ポイントから素敵なアイテムと交換できる。さらに、400ポイントからは、ポイントをショッピングの支払いに充当することも可能となっている。
賃貸住宅の家賃は、生活必需費で固定費ともいえる。必ず支払わなければならないものであるわけで、ポイント目当てに購買を促すものとは毛色が違うようにも思えるが、家賃の一割相当のポイント付与は高額であるほど有利なように思える。賃貸だからこそ、住居も商品として扱われるのだろうか。
オリックス不動産株式会社株式会社クレディセゾンリリース