OfficeにXbox360のゲームなどコンテンツ満載
アメリカのマイクロソフト(Microsoft)は2010年10月11日、スマートフォン(多機能携帯電話)向けの基本ソフト(OS)
「ウィンドウズフォン7(Windows Phone 7)」およびウィンドウズフォン7を搭載した
スマートフォン9機種の発売を発表した。アップルのiPhoneやグーグルのOS「アンドロイド」搭載のスマートフォンがシェアを独占する中、この新OSがどう評価されるか注目される。
iPhoneのような
タッチスクリーン式とブラックベリーのような
キーボード式の機種があり、自分の好みに合わせて選択できる。
ウィンドウズフォン7はパソコン向けOS「ウィンドウズ7」を土台に開発され、
「Office」を利用した文書の閲覧・編集・共有することもが可能となっている。
ホットメールをはじめとした各種メールサービス、インターネット経由のゲームサービス
「Xbox Live」、音楽配信サービスの
「Zune」などマイクロソフトならではのコンテンツが勢ぞろいしている。
現在日本での発売に向けて準備が進められているが、発売日などの具体的な日程が確定しているのは
2010年11月8日以降発売のアメリカだけである。台湾のHTC、韓国のサムスン電子、LG電子、アメリカのDellなどが開発・製造したスマートフォンは、アメリカでは通信大手のAT&Tを通じて199ドル99セント(約1万6600円)で販売される。
スマートフォンといえばiPhoneだが、日本国内ではauやドコモからも独自のスマートフォンが発売されている。利用者が三分されている中、新手のスマートフォン「ウィンドウズフォン7」が日本国内で受け入れられるのか気になるところだ。
Microsoft Corporation(英文)