眠るだけでない遊びごころを客室に～「セレブリオ」稼動開始

ヒルトン東京ベイは、10階、11階にある客室を改装し、新客室『セレブリオ』を新設、2010年10月9日から、内33室の稼動を開始している。

客室デザインは、東京を拠点にアジア各国の高級ホテル、スパなどのデザインで注目を集めるW Design Internationalが担当しており、全改装工事（131室分）の完了は、2011年3月14日を予定しているとのこと。

新客室『セレブリオ』のコンセプトは、“コンテンポラリーで、温かみのあるデザイン空間でのリフレッシュタイム”で、ベッドルームは白を基調に、アクアソーダブルーをアクセントカラーに配したシンプルな空間となっており、スワロフスキーのクリスタルガラスをはめ込んだサイドテーブルや、まるでソーダ水のきらめくバブルのように、ドットを散りばめたフロアカーペットが配置されている。

また、バスルームには、iPodやiPhoneを接続できるバイブレーションスピーカーを通して、バスタブの中の湯を振動させ、肌を通して音楽を伝えるといったサービスも提供されている。

『セレブリオ』とは、英語のcelebrate（祝福する）、celebrity（有名人）を、イタリア語のbrio（活発な）という言葉で繋げた造語のこと。

さらに、エレベーターホールには、インターラクティブアートと呼ばれる現代アートの一作品である椅子型のオブジェが配置されている。

ちなみに、インターラクティブアートとは、完成した作品を単に鑑賞するのではなく、鑑賞する側が何らかの方法で参加することによって楽しむ芸術の一形態のこと。

ヒルトン東京ベイは、東京ディズニーリゾートのオフィシャルホテル。都心から30分あまり、リムジンバスで成田空港から約60分、および羽田空港からは約50分というロケーションにある。

ヒルトン・ワールドワイドは、業界をリードする世界的なホスピタリティ企業で、フルサービスの豪華ホテルやリゾートから長期滞在用の客室や中価格帯のホテルまで、幅広くホテル事業を行っている。

京都には、スターウォーズの世界と見まがうようなカプセルホテルがあるとのこと。ホテルは、非日常の空間が本来のコンセプトともいえようが、ある意味身近なものとなったようだ。



ヒルトン東京ベイ
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