日本ビクター株式会社は、周囲の音を集音・増幅し、クリアで自然な聴取を実現するボイスレシーバー『EH-A500』(愛称:みみ楽) を、2010年11月上旬に発売する。価格はオープンとなっている。
聴きやすさをサポート
ボイスレシーバー『EH-A500』は、日常会話やテレビの音声、会議や講演などの内容が聞き取りにくいといった不便を感じている方に向けて開発された製品である。
本製品には、聴力の衰えとともに聞き取りづらくなる、"か行"や"さ行"、"は行"など、高い帯域の子音を含んだ言葉を、増幅・強調する「子音はっきり回路」が搭載されている。
さらに、大きな入力音を一定レベルに抑える「AGC(オートゲイン コントロール)回路」に加え、独自の「突然音キャンセル機能」も搭載されている。これにより、食器の当る音やドアが強く閉まる音、くしゃみなど突然発生する不快な雑音を低減してくれるのだ。
イヤホン部には、やわらかなシリコンボディの中に空気(エア)を閉じ込めた「エアクッション」構造が採用されており、耳から外れにくいボディ形状とエア効果により、長時間の装着も快適だ。
電源スイッチや音量ダイヤルは操作しやすいサイズに、また文字やダイヤル数字も見やすい大型印刷となっており、使い勝手も良好だ。なお、本製品は、医療機器認定を収得した機器(補聴器)ではないので注意が必要だ。
Editor's eyes
補聴器に頼るほどではないが、特に音声が聞き取りづらいという方にお勧めの製品だ。まるでAV機器のようなスタイリッシュなデザインは、使用に際して抵抗も少ないだろう。両親へのプレゼントにも最適な逸品である。
日本ビクター株式会社リリース