パフォーマンスまで本物仕様のそっくりスイーツ
2010年6月11日、大阪市北区の「大阪 新阪急ホテル」内のビュッフェレストラン「
オリンピア」にてユニークなメニューが登場した。どこからどう見てもカラッと揚がったコロッケだが、実はひんやりと冷たくて甘い「
チョコロッケ」という名のスイーツなのである。
オリンピアではこれまでに、ラーメンそっくりな「
ラーメンスイーツ」と本物のステーキのようにフランベのパフォーマンスが行われる「
ステーキスイーツ」が登場した。今回の「チョコロッケ」は“そっくりスイーツ”の第3弾なのである。
サクサクの衣を表現するのは、
フィーヤンティーヌと呼ばれる砕いたうす焼きクッキーである。油の代わりにマイナス196度の
液体窒素にくぐらせることで、本当に揚げているかのような演出を行う。
中身はシャンティショコラ(生クリームとミルクチョコレートのふわふわムース)で、外はひんやりサクサク、中はふんわりとろっとした食感を楽しめる。つけあわせにはキャベツを模した
抹茶入りシュー皮の千切り、ソースは
濃厚なチョコレートソースで本物感とおいしさを追求した。
餅粉や野菜などを材料とした“変わりものスイーツ”やチョコロッケのような“そっくりスイーツ”など、今となっては和菓子・洋菓子ではくくりきれないさまざまなものが考案されている。これからもスイーツは進化し続けることだろう。
大阪 新阪急ホテル