ジーコム株式会社は、製品の購入代金だけでホームセキュリティが導入できる『ホームバリアEX』シリーズ、および『ホームバリアPC』シリーズを、2010年5月27日に発売した。
ホームセキュリティを自分で構築
『ホームバリアEX』シリーズ、および『ホームバリアPC』シリーズは、手軽かつ本格的に自分で警備を行うことができるホームセキュリティ製品だ。購入代金だけでシステムが構築できるため、従来のシステムより大幅なコスト削減が可能となるのである。
『ホームバリアEX』シリーズは、無線LAN機能が搭載されたLinux端末「バリアフレーム」と、各種センサーなどのパーツで構成される。「バリアフレーム」は、センサーのコントロールや携帯電話への連絡など、システムの核として動作する。
例えば、ワイヤレスカメラとドア/窓センサーを使用すれば、ドアや窓が開けられた際にセンサーが作動し、部屋の状況をカメラが撮影する。そして、「バリアフレーム」がメールと一緒に撮影した画像を携帯電話に送信してくれるのだ。
「バリアフレーム」や各種センサー類はすべてワイヤレスで接続されるため、手軽に設置できるのもポイントである。
『ホームバリアPC』シリーズは、手持ちのPCに「ホームバリア」アプリケーションをインストールして使用する。『ホームバリアPC』でも多数のセンサーが用意されており、PCにUSB接続したメインユニットにより、すべてのセンサーを管理することができる。
本製品では、手持ちのPCを利用するため、安価にホームセキュリティを導入することができる。例えば、玄関ドアの監視に機能を絞った「PCドアセット」なら、19,800円(税込)で購入できるのである。
Editor's eyes
ホームセキュリティといえば「月額いくら」が基本であったが、本製品ならイニシャルコストだけでシステムが導入できる。もちろん、電気代や通信費などのランニングコストも発生はするが、微々たるものだ。ただし、異常を感知したからといって警備員が自動で駆けつけてくれるわけではないので注意して欲しい。
ジーコム株式会社詳細ページ