
2010年6月1日、スプリューム(※1)は、スマートフォン(iPhone、android)向けのアバター・プラットフォームの構築プロジェクトで、アンノウン(※2)と業務提携することになった。
提携第一弾は?
提携の第一弾として、両社は、Android端末向けに、「ハイエンド・アバター」を活用したライブ性の情報サービスを2010年夏に開始する計画だ。
さらに、両社は、「ハイエンド・アバター」を活用した、Twitter風のミニブログサービスの展開も予定している。
「ハイエンド・アバター」市場の構築を目指すプロジェクト
スプリュームは、なめらかに動く高画質の3Dアバターを開発し、それを「ハイエンド・アバター」と名付けて、その普及に向けプロジェクトを展開している。
具体的には、同社は、様々なネットサービス事業者や開発者に対して、「ハイエンド・アバター」のAPIを公開することで、共同でスマートフォン向けの「ハイエンド・アバター」市場の構築を目指すという「クラウド型」のプロジェクトを展開中だ。
今回の業務提携は、スプリュームが展開するこのプロジェクトにアンノウンが参加した形になっている。なお、スプリューム以外の企業が、このプロジェクトに参加したのは、今回が初めてとなる。
我々にとって身近なものになった「アバター」
アバターは、サンスクリット語で「化身」を意味する言葉だが、ネットの世界では、ユーザーの「分身」となるキャラクターを指す言葉として使われている。
このアバターは、ネットの普及に合わせて、我々にとって身近なものになってきている。
スプリュームが提唱する「ハイエンド・アバター」という新しいタイプのアバターが普及していくのかどうか、今後の動向に注目したい。
※1は「株式会社スプリューム」の略である。
※2は「株式会社アンノウン」の略である。
株式会社スプリュームホームページ株式会社アンノウンホームページ株式会社スプリューム2010年6月1日付ニュースリリース