外食4月もマイナス、3ヶ月連続減
社団法人日本フードサービス協会は25日、「データから見る外食産業[2010年4月]概況」を発表した。
これによると、外食産業全体の4月の売上は前年比で0.5%減で3ヶ月連続減少となった。4月は平均気温が昨年より低く推移し、雨も多かったが底堅い推移となった。
業態別ではファーストフードが売上を前年比で1.8%増と好調。中でも麺類チェーンが12.5%増と好調だった。一方、激しい値下げ競争を繰り広げた牛丼店を含む和風チェーンは客単価が7.5%減となり影響が見られた。
また、パブ・居酒屋業態では客数が7.7%減、売上高も6.6%減となり、天候不順で客足が遠のいた影響がでた。
衣料品店や百貨店に加え、外食でも寒い春の影響が見られ、今後の景気指標は一時的に足踏みする可能性もあると考えられる。
社団法人日本フードサービス協会