ヤマハ発動機株式会社は、エレクトリック コミューターの新製品『EC-03』を、2010年9月1日より首都圏で、10月1日より全国で発売することを発表した。
『EC-03』は、三洋電機株式会社製の高エネルギー密度50V 新リチウムイオンバッテリーを採用し、独自の超薄型パワーユニット(YIPU)との組み合わせで、常に滑らかな走行性能を発揮し、さらに、一充電当たりの走行距離43km(30km/h 定地)を確保し、都市部での近距離移動に適した機能・走行性能を備えている。
また、家庭用のアース付きAC100Vコンセントで充電可能なプラグイン充電方式が採用されており、さらに取り回しも楽な軽量アルミ合金製フレームを採用するなど手軽さを重視したつくりとなっている。
なお、発売に先立ち、2010年7月15日より首都圏、9月15日より全国の「EC-03」取扱店で予約の受付が開始される。
「バイクにはやっぱりあのエンジン音がなくては」といったユーザーも少なくはないだろうが、スクーターとなれば話は別で、ガソリンの臭いや音が静かである点は男女を問わず、興味がわいてくるにちがいない。国内最大手のヤマハが作ったという点も故障などの際に対応がはやいと期待できる。今後普及が望まれる電動スクーターの旗手になれそうな逸品である。
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