楽天証券株式会社は、2010年7月14日から、同社Webサイトの『マーケット情報』のサービスを拡充して、東洋経済新報社の業種分類データを利用した『業種分類スクリーニング』の提供を開始している。
今回提供を開始する『業種分類スクリーニング』とは、個別銘柄を約480業種に分類し、業種ごとの銘柄を一覧で表示するというもの。証券取引所が定める33業種の業種分類に比べ、いっそうきめ細かく分類されているため、より実勢に即したカテゴリ分類での銘柄選択が可能となっている。
なお、同サービスは、同社口座を持っていない利用者でも利用は可能。
ちなみに、「スクリーニング」とは、投資したい企業を探すために条件にあった銘柄を抽出すること。
堅実な投資活動を行うためには、投資対象の企業についての入念な分析が欠かせない。とはいえ、上場企業数が4,000社を超える現在では分析を行う前の「絞り込み」が重要となるが、今回のサービスは、その基準を経済専門誌の業種分類が用いられている。従来のサービスでは、業績やチャート値での分類も提供されてはいるが、業界の様子もわかる分、後々役に立つアプローチといえるだろう。
楽天証券株式会社リリース詳細ページ