約1万本のヒマワリで出来た迷路
香川県立飯山高校農場の一角に美しくて
巨大なヒマワリ迷路が出現した。
4月の終わりに飯山高校の1年生が撒いたヒマワリの種が、雨不足などで生育が遅れながらも大輪の花を咲かせた。背の高さも1メートル以上に成長し、大きいものでは2メートル近くあるという。約1万本ものヒマワリで出来た巨大ヒマワリ迷路は、飯山高校が、地元の住民に学習内容を知ってもらう為に毎年開催されているイベントで、今年は9日まで無料で一般開放している。
飯山高校が2000年から実施している「交流授業」では、飯山高校の近くにある保育園、幼稚園の子供達が訪れ、飯山高校の生徒たちと交流を深めており、今年も170名近い園児らが訪れたという。大きなヒマワリ迷路に、普段はあまり接することはないであろう高校生達は、園児らの目にどのように映ったのだろうか。近い未来、幼い時に見た巨大なヒマワリの迷路や、優しく接してくれたお兄さんやお姉さんを思い出して、飯山高校に入学する園児も現れるかもしれない。
香川県立飯山高等学校