国際興業株式会社は、米国H&B社が開発したゴルフクラブ「AIR FORCE ONE」シリーズの新製品、『AIR FORCE ONE 777』(エアフォースワン・トリプルセブン)を、2010年7月7日に発売する。
圧縮窒素チャージ技術で飛距離をアップ
『AIR FORCE ONE 777』は、米国H&B社が特許を持つ「圧縮窒素チャージ技術」が採用されたドライバーだ。ヘッドに圧縮充填された窒素の圧力により、フェースの薄肉化を実現している。
その結果、ルールに適合しながらも高反発を実現すると共に、フェースの薄肉化による余剰重量を逆流防止バルブなどに再配分することで、効率的な重量配分が可能となった。
さらに、64チタン製のヘッドを鍛造製法とすることで、マイルドな打感に仕上げられている。また、シャフトには高い人気を誇るフジクラの「モトーレ」が採用されている。しかも、本製品のための専用設計品なのだ。
米国H&B社の試打テストでは、多くのテスターが約10~20ヤードの飛距離アップを実現したという。なお、価格はドライバーが47,250円、フェアウェイウッドが29,400円、アイアンが1本15,750円(いずれも税込)となっている。
Editor's eyes
現在発売されているドライバーの多くは、反発規制(SLEルール)の測定基準を満たすために、3mmまたはそれ以上のフェース厚となっているという。本製品では、ルールを遵守しつつも、すべてのゴルファーが規制上限に限りなく近い反発性能を体験できるよう設計されている。「もう少しだけ飛距離が欲しい」。そんな時に力になってくれるドライバーだろう。
国際興業株式会社リリース(PDF)