株式会社キングジムは、液晶画面にタッチペンで手書きのメモが書ける、卓上メモ『マメモ』を、2010年8月6日に発売する。
メモの機能をそのままデジタル化
『マメモ』は、タッチペンを使用して、液晶画面に直接メモを書き込めるデジタルメモ帳だ。手描きのデータをそのままデータ化されるため、メモを紛失することもなく、卓上にメモがあふれることもない。
操作はシンプルそのものだ。書きたい時にタッチペンで液晶画面をタッチすれば、すぐに書き始めることができる。サイズも通常のメモ帳と変りなく、机の上においても邪魔にはならない。
内蔵メモリには、1画面分を1枚のメモとして、99枚分のメモを保存することができる。書き損じや不要になったメモは、ゴミ箱のアイコンをタッチするだけで削除可能だ。なお、メモの保存には不揮発性メモリが使用されており、電池交換時にメモが消えてしまうことはない。
画面の時計表示をタッチすれば、メモにタイムスタンプを残すことができる。また、書いたメモに時刻を設定すると、設定した時刻にアラーム音が鳴って知らせてくれる「ToDo機能」も使用可能だ。
電源には単4形乾電池×3本を使用する。アルカリ電池で約7か月、eneloopで6か月の電池寿命となる。
本体サイズはD102mm×W93mm×H36mmである。カラーはオフホワイト、ビビッドオレンジ、ダークグリーンの3色が用意される。なお、価格は6,279円(税込)となっている。
Editor's eyes
メモの付近にペンが立っているそのデザインは、まさに古典的なメモ帳のスタイルだ。必要な時にすぐ書けるという機能もメモ帳のそれを踏襲している。また、手描きのメモをデータとして扱いつつも、外部機器との直接的な連携はない。このシンプルな機能が本製品の特長であり、使いやすさのポイントだろう。
株式会社キングジムリリース