株式会社バンダイは、こどもたちに人気の「チリメンモンスター」を極小フィギュアで再現した、『めざせ!チリモンハンター』を、2010年7月10日から発売する。
関西方面で大人気の「チリモン」
「チリメンモンスター」、略して「チリモン」とは、カタクチイワシの稚魚を天日干ししたチリメンジャコの中に混ざっている生物(イカやタコ、タツノオトシゴなど)の総称だ。干物になったその姿が、まるでモンスターのようであることから、「チリモン」の名称で親しまれ、「チリモン探し」が小学生の夏休みの自由研究のテーマになるなど、関西地方を中心に人気となっている。
『めざせ!チリモンハンター』では、自販機専用カプセルの中に実際のチリメンジャコやチリモンとほぼ同サイズ(10mm~25mm)のフィギュアが約80匹(チリメンジャコ約6割、チリモン約4割)が入っている。また、全20種類あるチリモンフィギュアには出現率に差がつけられており、例えば「コバンザメの稚魚」では全体の約5%の出現率とレア度が高くなっている。
製品には、チリモンの豆知識付きシール(全20種)が1枚入っており、遊びながら、それぞれのチリモンの特徴や生態を学ぶことができる。なお、本製品は「チリモン」の名付け親である「きしわだ自然資料館」、「きしわだ自然友の会」の監修を受けて製作されたものだ。価格は1回100円となっている。
Editor's eyes
チリメンジャコやシラス干しに入っているカニやエビなどの異物を見つけて選り分ける。そんな遊びを、誰もが一回は経験したことがあるだろう。本製品は、あの驚きと感動をうまく製品に落とし込んだものだ。
株式会社バンダイリリース(PDF)