ヤンマー株式会社は、日本国内のみならず、アジアの稲作地域を視野に入れた、「グローバルベーシック田植機 RJシリーズ」を発売することを発表した。
同シリーズは、農作業を「より簡単に」「よりキレイに」そして「より楽に」といった利用者からの要望を満たすための、さまざまな機構を採り入れた田植機の新シリーズ。
今回販売される製品は、RJ4(4条植え)、RJ5(5条植え)、RJ6(6条植え)の3タイプ。発売時期は、2010年8月度から発売開始される。なお、製品価格は、1,244,250円~2,336,250円(消費税込み メーカー希望小売価格)となっている。
当面は、日本国内で先行して市場投入を行い、将来的には、アジアの稲作市場への製品投入が計画されている。特に、中国市場は、政府の補助金政策とあいまって農業機械の市場導入率が年々高まっており、同社にとってこれからの重要市場と位置付けられているという。
農業の重要性は理解できるが、ハードな農作業を考えた時に、新たに取り組もうとする気持ちが弱まるのは仕方のないところだろう。今回の製品は、そういった農業へのハードルをいくらかでも低くしてくれるきっかけになるかもしれない。日本のごはんは世界最強、お米つくりは大切なこと。
ヤンマー株式会社リリース