日立マクセル株式会社は、無駄なく使える新方式の結束バンド『rapstrap(ラップストラップ)』を、2010年6月25日から発売する。
無駄がない画期的な結束バンド
『rapstrap』は、英国Rapstrap Ltd.とMaxell Europe Ltdの共同開発による、切り落とした部分が無駄にならない結束バンドだ。
これまでの結束バンドは、結束した後に余った部分を切り落として捨てていたが、『rapstrap』は切り落とした部分も別の結束に使用することができる。しかも、先端を残しておけば簡単にほどくことができ、仮止めとして使うこともできるのだ。
本体は柔軟性と弾力性に富んだポリウレタン合成ゴムが使われており、光ケーブルの結束や園芸で支柱に茎を固定する場合など、傷つきやすいもの、不定形なもの、やわらかいものでも締め付けすぎずに、幅広の面でしっかりと固定することができる。
カラーバリエーションとして、透明、黒、緑、赤の4色が用意される。バンド1本のサイズは、W10mm×L300mm×D1.25mmである。なお、価格はオープンとなっている。
Editor's eyes
従来方式の結束バンドでは、どうしても余った部分が出てしまう。しかも、全長の半分以上がゴミになってしまうことも多い。本製品なら、余った部分も結束用に使うことができるのだ。実にエコな製品である。仮止めも簡単なので、応用範囲も広い。一度は試してみたい製品である。
日立マクセル株式会社リリース