『デジ☆ぺん』は、ペン型の読み取り機である。
対応する印刷物に『デジ☆ぺん』をあてると、音声が流れる。
デジ☆ぺんのしくみ
『デジ☆ぺん』には、音声データを入れるマイクロSDカードが内蔵されており、特殊なコードを刷り込んだ印刷物を『デジ☆ぺん』でなぞると、読み取ったコードに対応した音声が、『デジ☆ぺん』のスピーカーから流れるしくみになっている。
手軽に使える『デジ☆ぺん』であるが、内容を修正する場合は、印刷物の刷りなおし、音声データの再編集が必要となるため、そのコストがかかりそうだ。
なお、『デジ☆ぺん』はUSBケーブルによる充電式だが、乾電池を入れるタイプのものもある。
上海万博で、音声の出る通訳ペンに人気が集まっていた。
中国語が話せなくても、翻訳本にペンをあてるだけで該当する言葉を話す。翻訳本はイラストを多用して、より理解しやすいようにできていた。
通訳ペンがあれば、他国の言語を苦労して覚えなくても、必要最小限の会話はできるようになるだろう。
デジ☆ぺん