菊水酒造株式会社は、高知市で9日から始まるよさこい祭りの開催に先立ち、凍らせてどこでも飲めるお酒「よさこいシャーベット」を発売すると発表した。
盛り上がる「真夏の土佐」
土佐の夏の風物詩であるよさこい祭りは全国から注目を集めており、特に今年はよさこい祭りをテーマにした映画「君が踊る、夏」の公開を控えていることもあって、さらに盛り上がりの期待が高まっている。
そんな中、「よさこい」の銘柄でお酒を販売している同社は、よさこい祭りをさらに盛り上げ、全国にPRできる新しい“凍らせて飲むシャーベットのお酒”を企画開発した。鳴子の形をデザインしたユニークなパウチ容器を採用し、中にはピリリとした生姜や、柚子、小夏のお酒が入っていてシャリシャリとした食感が楽しい。
女性社員のアイデア
「真夏のよさこい祭りの会場で気軽に持ち歩けて簡単に飲めるお酒ができたら」という女性社員のアイデアを足がかりに、「よさこい祭りに来た観客の方が踊りを見ながら」とか「踊り子さんたちが踊りながら、または踊りの合間に」気軽に飲んでいる場面を想定して開発された。パウチ容器入りのワインや甘酒はこれまでに商品化されたことがあるが、パウチ容器のまま凍らせて飲むお酒は業界でも前例がないという。
商品の特徴
凍らせて楽しむ新感覚のお酒。中にはさわやかな「柚子のお酒」、さっぱりとした「小夏のお酒」、ピリリと刺激的な「生姜のお酒」が入っている。原料はそれぞれ高知県産の柚子・小夏・生姜を使用している。容量100mlで300円と手頃な値段であるのもうれしい。
「少々飲めます」というと「2升飲む」というお国柄。夏の祭りは何升飲むか分からない。こんなお酒が発売されたら“土佐の夏”は“斗酒の夏”になるだろう。
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