株式会社タカラトミーは、同社のミニカー「トミカ」が今年で40周年を迎えたことを記念して、『超微細加工 アルミ製トミカ Fairlady Z 432』を100台限定の受注生産方式にて発売する。
ミラーやアンテナまでも削り出しで
『超微細加工 アルミ製トミカ Fairlady Z 432』は、「トミカ」誕生40周年にあたり、日本の技術力と、素材を生かした最高のトミカを作りたいという想いから、金属精密加工を行う、株式会社入曽精密とのコラボレーションによって実現した限定モデルだ。
フェンダーミラーやアンテナなどの微細部分までも、ボディと一体成形で削り出されており、スピードメーターやハンドル、シートなどの内装も細部まで再現された、今までにない「トミカ」に仕上げられている。
限定モデルとして選ばれたのは、40年前に発売された最初のトミカの人気車種「日産 フェアレディZ 432」である。車体はもちろん、シートやタイヤまで耐食性に優れるアルミニウム(A5052)が使用されている。また、「トミカ」の特徴でもある"ドアの開閉"、"タイヤの可動"、"サスペンション機構"もしっかりと再現されている。
本製品は受注生産方式で販売され、受付期間は2010年8月20日から9月30日までとなっている。ただし、限定数の100台に達した時点で受付は終了となるので注意が必要だ。なお、価格は200,000円(税込)となっている。
Editor's eyes
ミニカーのプロであるタカラトミーと、精密加工のプロである入曽精密とのコラボで実現した本製品は、まさに最高の「トミカ」である。20万円という価格も、「ミニカーをモチーフとした芸術品」と考えれば高くはないだろう。
株式会社タカラトミーリリース(PDF)