パナソニック サイクルテック株式会社は、オーダーメイドによる高級電動アシスト自転車『チタンフラットロード BE-ENV』を発売した。
最軽量モデルは驚きの15.7kgを実現
『チタンフラットロード BE-ENV』は、チタニウム製のフレームが採用された、オーダーメイドの高級電動アシスト自転車だ。チタニウムは比重が軽く、同時にしなやかさを持つため、自転車のフレームに適した素材だ。加えて、カーボンファイバー製のフロントフォークなど、軽量化のためのパーツが使用されており、電動アシスト自転車としては驚きの15.7kgまで軽量化されている。
また、確実な制動を実現する油圧式ディスクブレーキや、ギア比の選択肢が広い「シマノ TIAGRA」による外装8段変速、自転車本体のバッテリから給電するLEDランプなど、高級なパーツが惜しみなく投入されている。
電動アシストは3つのモードが用意されており、アシスト力が強い「パワーモード」、走行条件によりアシスト力を自動でコントロールする「オートマチックモード」、アシスト力を抑えて長距離走行ができる「エコモード」の選択が可能だ。
アシストモードの切り替えは、液晶マルチコントロールサイクルメータから行う。このメータは、電池残量やスピード、走行距離などの表示が可能なサイクルコンピュータの機能も兼ね備えている。
本製品は完全なオーダーメイドとなっており、注文の際にはフレームサイズやバッテリ容量、本体カラー、オプション装備などを指定する。価格は585,000円(税込)からとなっている。
Editor's eyes
一般的な感覚からすると高価に感じるが、加工の難しいチタンフレームやオーダーメイド制など、プレミアム感は非常に高い製品だ。電動アシスト自転車のひとつの方向性として、こうした高級モデルの存在が市場を拡大するのかもしれない。
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