吉野家、牛丼「小盛り」展開で女性、子供の需要開拓へ
2010年3月16日、「吉野家」を運営する吉野家ホールディングスより、牛丼の肉や飯の量の少なめの「小盛」を展開することを明らかにした。並盛を食べきれない女性や子供への需要の開拓が狙いだ。価格は一杯300円、並盛より80円安くなっている。
「松屋」を運営する松屋フーズも昨年7月より280円の「小盛」を始めており、中、並盛り、大盛り、特盛りなど、3タイプを販売してきた吉野家もミニサイズの設定が必要だと判断した模様。
吉野家は他社に比べ、コストの高い米国産牛肉を使用しており、値下げが難しいという悩みを抱えている。同年1月に期間限定で行われた値引きキャンペーンだが、大きな成果も得られず、今回の「小盛」牛丼でこの苦境を抜け出せるか、注目したい所である。
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