カシオ計算機株式会社は、高速連写で定評のあるデジタルカメラ「HIGH SPEED EXILIM(ハイスピードエクシリム)」の新製品として、広角24ミリからの光学10倍ズームレンズが搭載されたハイスピードデジタルカメラ『EX-FH100』を、2010年4月9日から発売する。
遠くの被写体も高速連写で
『EX-FH100』は、コンパクトサイズながら広角24ミリからの光学10倍ズームレンズが搭載された、有効画素数1010万画素のデジタルカメラだ。シリーズの特長でもある最大1000fpsのハイスピードムービーや、高画質の動画が楽しめるHDムービーはしっかりと継承されている。
また、高倍率ズームを使えば、近づけない遠くの被写体を、最大40枚/秒で連写することができる。さらに、連写画像を重ねて合成する機能で撮影すれば、美しい夜景のイルミネーションの画像や、逆光でも高ダイナミックレンジのきれいな画像として残すことができる。
シンプルにまとめられたボディには、ホールド感の良さそうなグリップや、マニュアル露出が可能なモードダイヤルが装備されている。マニュアル撮影が楽しめるのはもちろん、撮りたいシーンを選ぶだけで連写速度が最適に設定される機能など、高速連写を簡単に使える撮影モードも用意されている。
本体サイズは、W105.0mm×H63.2mm×D29.9mmで、重量は227gだ。電源には専用のリチウムイオン充電池(NP-90)を使用する。カラーはシルバーとブラックの2色が用意される。なお、価格はオープンとなっている。
Editor's eyes
最大1000fpsのハイスピードムービーは、見慣れた光景を異なる映像として見せてくれるのが楽しい。スポーツにおけるフォームのチェックにも使えそうな機能だ。また、コンパクトなボディなので、普段使いのデジタルカメラとしても活躍してくれるだろう。
カシオ計算機株式会社リリース