株式会社ロックインターナショナルは、ファイル暗号化と完全抹消による情報漏えい対策ソリューション「ファイルセキュリティ」をバージョンアップし、『ファイルセキュリティV.4』として新発売する。
機密ファイルの安全な運用と廃棄を実現
『ファイルセキュリティV.4』は、ファイル暗号化プログラムと、ファイル抹消プログラムで構成される、コンシューマおよびエンタープライズ向けのセキュリティソフトだ。機密ファイルの暗号化はもちろん、MS OutlookまたはOutlook Expressを使用している場合には、メールの暗号化も可能だ。ファイル抹消プログラムでは、ファイルおよびディスク上のフリースペースを完全に抹消することができる。
暗号化アルゴリズムは、「AES」、「RC4」、「BLOWFISH」、「CAST」、「DES」の計5種が使用可能となっており、ユーザのセキュリティポリシーに従って使い分けが行える。ファイルごとに暗号化することで、メールの誤送信やメディアの置き忘れなどによる情報の漏えいを防ぐことができる。もちろん、必要なユーザ間では、パスワードを共有することで安全にファイルのやり取りが行える。
抹消プログラムでは、「ランダムライト方式」、「DOD5220.22- M(米・国防総省標準方式)」、「Gutmann方式」、「カスタム方式」の4方式が採用されている。OSの機能を用いた削除では完全に消えないディスク上のデータを、復元できないレベルで消去してくれる。
対応OSは、Windows 7、Windows Vista、Windows XP、Windows 2000 、Windows Server 2003となっている。
Editor's eyes
メールの誤送信やUSBメモリの紛失など、うっかりミスによるデータ流出の話は絶えない。根本的には、データの複製や持ち出しを一切禁止すれば良いわけだが、それでは情報の活用が難しくなる。本製品なら、安全性と利便性のバランスが取れており、安心してデータの運用ができるだろう。
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