ニフティ株式会社は、「ツイッター」の発言から、花粉症に関するつぶやきを集め、日本地図に位置情報を重ねることでリアルな花粉症マップを試作・提供するサービス「みんなの花粉症なう!β」を開始する。
花粉の実感を「見える化」
『みんなの花粉症なう!β』は、同社が2007年5月に設立した組織内研究機関「ニフティ研究所」と、東京大学「知の構造化センター」との共同研究により実現したベータ版のサービスだ。独自の言語解析により、「ツイッター」のつぶやきの中から花粉症で困っている人の発言のみを選別している。
また、花粉症に関するつぶやきの発言者がGPSによる位置情報やプロフィールで住所を公開している場合、発言した地区をそのつぶやきから特定し、日本地図に重ねて表示することができる。これにより、「ツイッター」を花粉症のセンサーの代わりに利用することができ、どの地域の人が花粉症で困っているかをリアルタイムで確認することができる。
Editor's eyes
これまで花粉症で困っている方の実際の状態を確認できるようなシステムは存在しなかった。『みんなの花粉症なう!β』なら、実感としての花粉状況が分かるばかりでなく、地図と重ね合わせることによって、地域ごとの状況も確認可能だ。花粉症にお悩みの方はぜひ『みんなの花粉症なう!β』にアクセスしてみて欲しい。
ニフティ株式会社みんなの花粉症なう!β