なぜ中小企業をターゲットしているのか?
ところで、最近、IT関係のニュースを見ていると、「中小企業」をターゲットにサービスを開始、という記事を見かけることがあるが、それはなぜだろうか?
その理由は、中小企業のIT化の遅れにある。
IT企業は、そこに新たなビジネスチャンスを見出したのだ。
中小企業のIT化が進まなかった原因は?
中小企業のIT化が遅れている原因には、いろいろなものが考えられるが、一番大きな原因は資金面での問題だろう。
具体的にいえば、IT設備への投資は高額で中小企業には手が届かなかったのだ。
また、高額な費用を支払って導入してみたものの、それに見合う効果が期待できないという事情もあった。
中小企業では、業務の規模が小さいため、業務のIT化を進めても、導入コストに見合っただけの業務の能率化やコスト削減が図れないからだ。
導入コスト>削減コスト、であれば、それを導入する企業が少ないのも当然だろう。
クラウド技術により、中小企業を取り巻くIT環境が変化
ところが、近年、クラウド技術の発達によって、中小企業のIT化が可能な状況になってきている。
クラウド技術を使えば、月々の利用料を支払えば、業務に必要なシステムが利用できるので、設備投資の費用が掛らないからだ。
この点、サイボウズの「かんたんSaaS」は、中小企業のIT化を妨げる要因であった導入コストの問題を見事にクリアーしている。
また、「かんたんSaaS」は、必要なだけアプリケーションが利用でき、かつカスタマイズが簡単に行えるので、中小企業にとっては使い勝手よいシステムといえるだろう。
このようにクラウド技術は、中小企業を取り巻くIT環境を大きく変え始めている。
今後の動向に注目したい。
サイボウズ株式会社ホームページソフトバンクモバイル株式会社ホームページサイボウズ株式会社2010年4月22日付プレスリリース