
株式会社サイブリッジは、コンサルティングサービス「SSO:Site Speed Optimization」をリリースした。検索エンジン「Google」が検索順位に取り入れたサイト表示速度の改善と対策を行う。
Google社は2010年4月9日に、サイトの表示速度が検索エンジン最適化(SEO)のランク付けに影響することを発表した。現在はアメリカの「google.com」のみで影響するということだが、今後、日本の「google.co.jp」に反映されるのは時間の問題と見られている。
株式会社サイブリッジでは今までに数多くののサイトを構築してきたという経験から、サイトの構造、ネットワーク、負荷分散の3方向の目線から見て、サイト表示の速度を遅くする邪魔な要素を判断し、サイト高速表示最適化に向けてコンサルティングを行う方針だ。
ページの表示速度を改善することは現在「Google.com」がページの評価に使用する200以上ある指針の1つにすぎない。しかし、見たいページを高速に表示することはユーザーの満足度の向上に繋がる重要な要素である。実際にコンテンツ表示速度と当該サイトへの再訪問への因果関係は高いという調査結果もでている。たとえば、コンテンツ表示速度が遅い場合、そのサイトにはよっぽどの用がない限り再訪問しない、ということも起こっているのだ。
今回行うコンサルティングのサービス対象は月間100万PV以上の中規模サイトからで、費用は1サイトにつきおよそ50万円から。年間で30サイトの受注を目指している。
光回線などの早い回線を使っていてもページ表示速度が遅いサイトは多数存在する。ユーザーにとってはそれがストレスとなることも多々あり、ユーザーがサイトを訪れなくなってしまうとサイト維持費用をかけていてもまるで意味がないものとなってしまう。企業側にとってはデメリットしかない状況だ。このコンサルティングを受ける企業が一社でも増えれば、企業側にもユーザー側にも利益をもたらすのではないかと考える。
株式会社サイブリッジリリース