日本通運、日本郵便との宅配便事業統合の合意書を締結
日本通運株式会社は同社ブランドの宅配便事業「ペリカン便」を、来年7月1日を目途として郵便事業株式会社(日本郵便)の「ゆうパック」に統合することで合意、24日、両社は基本合意書を締結した。
これにより当初予定されていた、JPエクスプレス株式会社(JPEX)への、両社の宅配便事業の統合計画は見直されることになる。両社の共同出資で設立されたJPEXは、ゆうパックへの統合後に解散、ゆうパックが解散後のサービスを引き継ぐことでも合意した。
鳩山政権下では、郵政事業見直しの一環として日本郵政グループの組織再編が議論されており、経営不振の続くJPEXを含めた統廃合で、新たな方向が模索されることとなる。
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