ナカバヤシ株式会社は、空中に立体を描くことができる米国Wobbles Works社製の3Dプリントペン『3Doodler(スリードゥードゥラー)』を、2014年4月上旬に発売する。
立体アートを簡単・手軽に
『3Doodler』は、文字や絵を描くような手軽さで立体アートを制作することができる3Dプリントペンだ。本製品は、米国のクラウドファンディングサービス「Kickstarter」で多大なる支援を受けて完成したプロダクトである。
使い方は簡単で、樹脂製のフィラメントを本体にセットし、電源を入れるだけで良い。熱によって溶けた樹脂がペン先から押し出されるので、空中に線を描くように動かすことで冷えた樹脂が固まって立体を描けるのである。
一筆書きを描くように立体を制作できるのはもちろん、パーツごとに作成して組み上げたり、盛り上げてレリーフ的に描いたりと、さまざまなテクニックを駆使することができるのだ。
本体サイズは直径37mm×長さ187mmで、重量は約170gだ。パッケージには、専用フィラメント50本が同梱される。本体価格は16,800円、専用フィラメントは1,575円(いずれも税込)となっている。
Editor's eyes
原理的には、いわゆる3Dプリンタと同じだ。しかし、本製品では特別な知識や環境を一切必要とせず、イマジネーションだけで作品を創りだすことができるのである。
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