パイオニア株式会社は、Windows PCとワイヤレスで接続してBD(ブルーレイディスク)の再生や書き込みが行えるポータブルBD/DVD/CDライター『BDR-WFS05J』を、2013年9月下旬に発売する。
高速USB仮想化技術を採用
『BDR-WFS05J』は、BD/DVD/CDの読み書きに対応した光ディスクドライブだ。しかも、Windows PCと無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n)によるワイヤレス接続を実現した世界初のプロダクトなのだ。
本製品には、USBケーブルをネットワークに変換することで、あたかもケーブルで接続しているかのようにUSB機器を使用することができる「高速USB仮想化技術」が採用されている。
これにより、Windows PCと直接ワイヤレス接続することができ、大容量のBDソフトでもスムーズな再生およびデータ書き込みが可能なのだ。もちろん、ルータ経由でのネットワーク接続も使用することができる。
本製品では、ディスクを挿し込むだけのスロットローディング方式が採用されている。さらに、同梱の専用ドックを使用すれば、省スペースな縦置きも可能となる。また、電源には専用のACアダプタまたはUSBバスパワーが利用可能だ。
本体サイズは、W135mm×D135mm×H20.3mmで、重量は約330gだ。価格はオープンとなっている。なお、本製品のサポート対象はWindows PCのみだが、ファームウェアのアップデートによるMacへの対応も予定されている。
Editor's eyes
専用の接続ツール(同梱)を使用すれば瞬時にユーザを切り替えることができ、複数ユーザでのドライブ共有も行えるのだ。設置の自由度も高く、見た目がスマートなのもポイントだろう。
パイオニア株式会社リリース