株式会社伊場仙は、浮世絵にドラえもんを描いたうちわ『ドラえもん 広重画「刀根川の月」』、『ドラえもん 豊国画「江戸歌舞伎」』を発売した。
歴史ある老舗のチャレンジ
本製品は、天正18年(1590年)創業、江戸最古の扇子とうちわの老舗である同社がリリースした斬新なうちわだ。
歌川派の流れをくんだ名匠、広重および豊国が描いた浮世絵とドラえもんを組み合わせるというユニークな絵柄となっている。しかも、浮世絵は版元である同社が唯一現存する版木画を元に、多色摺り団扇絵(うちわえ)として再現した物なのだ。
『ドラえもん 広重画「刀根川の月」』では、刀根川のほとりで楽しげに月見をするドラえもんが、『ドラえもん 豊国画「江戸歌舞伎」』では、歌舞伎の大立ち回りに慌てて逃げ出すドラえもんとのび太が描かれているのである。
なお価格は、各2,100円(税込)となっている。
Editor's eyes
江戸時代の浮世絵と21世紀のドラえもん。その組み合わせは、まさに時代を超えた名作のコラボレーションなのだ。遊び心を忘れない粋な大人にお勧めのアイテムである。
リリース