株式会社JVCケンウッドは、周囲の音声を増幅することで、日常会話やテレビの音声を聴きやすくするボイスレシーバー『EH-A800』を、2013年8月上旬に発売する。
業界初となる「聴こえ調整」機能を搭載
『EH-A800』は、内蔵マイクで拾った周囲の音声を、ヘッドホンから明瞭に聴くことができるボイスレシーバーだ。本製品では、デジタル信号処理方式が採用されており、「聴こえ調整」や「ハウリングキャンセル」などの機能を実現している。
本製品に搭載された「聴こえ調整」機能では、音声ガイドに従い、“ピー”という音が聴こえたらボタンを押すだけの簡単操作で、自分に最適な”音域”と”聴こえ特性”に合わせることができるのである。
また、マイクはイヤホンのハウジングに内蔵されており、定位(耳の位置)で音を拾うことができる。これにより、音源の位置や方向も分かりやすくなっているのだ。
電源には、単4形アルカリ乾電池またはニッケル水素充電池が使用可能だ。連続使用時間はアルカリ乾電池で約27時間、ニッケル水素充電池で約20時間となっている。
本体サイズは、W41.5mm×H72.3mm×D16.4mmで、重量は約28.5gだ。製品には、繰り返し使用できる充電池「eneloop」×2本と充電器が付属する。なお、価格はオープンだが、同社の直販サイトでは46,800円(税込)で販売される。
Editor's eyes
デジタルオーディオプレーヤーのような感覚で、気軽に使用することができるアイテムだ。少々耳が遠くなってきた両親や祖父母へのプレゼントにも最適な一品である。
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