ロジテック株式会社は、固定回線でのインターネット接続に加え、USBデータ通信カードの使用も可能な無線ルータ『LAN-W300N3L』を、2012年9月中旬に発売する。
スマホ/タブレットだけでもセットアップ可能
『LAN-W300N3L』は、IEEE802.11b/g/nに対応した無線LANルータだ。本製品は、USBデータ通信カードにも対応しており、通常の固定回線を使用した場合と同等に、さまざまな機器をインターネットに接続することができるのだ。
USBデータ通信カードには、L-03D(docomo)、GD01(e-mobile)、DATA07(au)などが利用可能だ。使い方も簡単で、無線LANルータの電源を入れ、USBデータ通信カードを挿し込むだけで使用することができる。
また、本製品ではPCを使用することなくiOS/Android端末のみでセットアップが行えるアプリ「QRでかんたん接続」が使用可能だ。もちろん、Windows PCにおいては従来のCD-ROMを使用したセットアップも行える。
本体背面のUSBポートには、USBデバイスの共有機能が用意されており、USBプリンタやUSB HDDなどを複数のPCから共有することができる。なお、本機能はUSBデータ通信カードとの排他利用となる。
本体サイズは、W24mm×D120mm×145mmで、重量は約180gだ。なお、価格は6,930円(税込)となっている。
Editor's eyes
通常は1台の機器でしか使用できないUSBデータ通信カードを、複数の機器で共有可能にする無線LANルータだ。ネット環境を一元化できるのに加え、通信/プロバイダー費用の削減にも効果を発揮してくれそうだ。
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