本場さぬきうどん専門店のたも屋が、関東地方と九州地方に初出店する。これでたも屋の店舗は直営・FC合わせて15店舗となり、今後全国展開を目指してFC加盟店を増やしていく予定とのこと。
フランチャイズ業態「たも屋jr.」を新たに設定
今回、新規出店するのは、「たも屋jr.小倉魚町店」(福岡県北九州市小倉北区、8月24日開店)と「たも屋jr.鎌倉店」(神奈川県鎌倉市小町、9月中旬開店予定)の2店舗。新業態のフランチャイズ(FC)店舗「たも屋jr.」(たも屋ジュニア)として初めての出店であり、四国地方以外の地域では、京都府の福知山店に続くFC店舗となる。
たも屋では従来、駐車場を備えたロードサイド型を中心に直営店、FC店を展開してきたが、、都会の商業ビルやオフィス街、駅中などでの出店を希望する声が多く、昨年春、小資本(500万円~)で開業できる低額パッケージのフランチャイズ業態「たも屋jr.」を新たに設定。加盟店を募ってきた。(写真は香川県観音寺市にたも屋観音寺店(FC店))
このたび九州と関東地方の都市部において地元企業によるFC出店実例ができたことから、今後全国においてパートナー企業の募集に力を入れ、FC店舗の普及に弾みをつけたい考えなのだとか。
既存外食店との競争
近年、讃岐うどん店は関東都市部のオフィス街やロードサイドで出店が進んでおり、ハンバーガーショップ、ラーメン店などとも競合している。讃岐ナンバーワン店であるたも屋が、全国区ではどのように評価されていくのか、今後の動向に注目していきたいものだ。
有限会社 たも屋