キヤノン株式会社は、Wi-Fi(無線LAN)機能を搭載したコンパクトなフォトプリンタ『SELPHY CP900』を、2012年9月上旬に発売する。
バッテリ駆動にも対応
『SELPHY CP900』は、昇華型熱転写方式のフォトプリンタだ。本製品にはWi-Fi機能が搭載されており、スマートフォンやタブレット端末、PC、「PictBridge(Wi-Fi)」に対応したデジカメなどと、無線ルータを経由して接続・プリントすることができる。
さらに、アドホック接続に対応するスマートフォンやタブレット端末においては、無線ルータを介することなく直接プリントすることもできるのだ。
本製品では、新開発のプリントエンジンが搭載されており、従来機種比で約12%の薄型化、約14%の軽量化を実現している。また、別売のバッテリとチャージャーを使用すれば、屋外など電源のない場所でも利用可能となる。
加えて、自動写真補正機能の補正アルゴリズムも進化しており、曇天や青空、夕焼けを判別して、それぞれのシーンの明るさや鮮やかさを最適に補正した美しい写真をプリントすることができるのだ。
本体サイズは、W178mm×D127mm×H60.5mmで、重量は約810gだ。カラーバリエーションとしてピンク、ホワイト、ブラックの3色が用意される。なお、価格はオープンとなっている。
Editor's eyes
Wi-Fi接続以外にも、USBポートを使用してのダイレクト接続やUSBメモリからのプリント、メモリカードに保存された画像データのプリントも可能だ。フォトプリンタの購入を考えているユーザには要チェックの製品だろう。
キヤノン株式会社詳細ページ